萌え語りとかゲームのプレイ日記などを、だらだらと書いております。
再読ですが。
はじめから中盤までのあたりは、すごく面白いです。
話の運び方とか登場人物とかがいい感じでした。
金田一耕助は復員してきたばかりで、昔お世話になった磯川警部の生死も分からない。そんなときに警部が生きていたと知って、どわーっと涙を流すところなんか、人として可愛いなあと思いました。
しかし不思議なことに、この話も犯人が誰だったか覚えていませんでした。
ネタバレ回避のために詳しく語ることはできませんが、ああいうことなら誰が犯人と覚えていなくてもしょうがないかな……と、自分的に納得しました。
(単に記憶力がないだけなんですがね)
謎解き部分に関しては、それって後出しじゃん……みたいなところもあったと思いますが。それがなくても、なんだか盛り上がれませんでした。
でも一番の見せ場は、きっと犯人が全ての罪を認めた後の展開ですね。これはひどい、これはむごい、これはあまりにも哀しい。(だがそれがいいーッ!)
そして鵜飼さんには幸せになってほしい……と思います。
あといまさらですが、「[メ欄]じゃがしかたない」のパロ元ってこれだったんですね。
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