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萌え語りとかゲームのプレイ日記などを、だらだらと書いております。


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文庫で出ているのを発見して、早速捕獲、いや、確保!
探偵役はH・Mだし、ケンウッド・ブレイク氏も出てくるし。
マスターズが登場しないのだけが超不満(爆)。

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ちょっと気にいった作風の作家さんなので、続けて読書。
落語雑誌の新米編集者が主人公(女性)で、その編集長が謎解き役です。
落語+女性主人公(探偵役ではない)+殺人事件はほとんどない。
というキーワードだけ拾ってしまうと、なんだか北村薫さんのあのシリーズ思い出しますね。

ところで自分は人の名前が覚えられない人間だということを告白せねばなりません。
この話、落語家の登場人物が多いのですが、似た名前が多くて誰が誰やら……なのです。
だからなんかこう、読んでいて理解できないというか。
つまらなくはなかったのですが、その名前が誰なのか分からないため誰が何を行ったのか理解できないという、なんとも読者スキルの必要なお話だと思いました。
これも叙述トリック!?(違うし)

人物表を作りつつ読めばいいんですかね……。
「三鶯荘奇談」が一番面白かった。幽霊話は怖いので苦手ですが、この幽霊の人は良い人でしたし。

それにしてもこのシリーズの落語家たちは、本番中に失敗(失態)ばかりのような……。
先日読んでみた「福家警部補の挨拶」が面白かったので、早速ネットで他の本を注文。
すぐ届いたので、これまたすぐに読んでみました。
ネット徘徊中に、どなたかの感想を見掛けたことがあります。
著者自身がコロンボ好きということもあり、倒叙ミステリということもあり、よくコロンボと比較されているようです。
私の注意を惹いたのは、こちらの探偵役は女性であり、それゆえか周囲の人への気配りを感じられる、というような感想でした。

で、先日リアル書店をブラついていたとき、そのご本を見かけましたので、早速買ってみたのでした。

読み始めのころは、「警察官に見えない」とくに「現場責任者のように見えない」などの表現がよく見られ、なにかこう、あざといというか……引っかかっていたのですが、読み続けているうちにだんだん気にならなくなってきました。不思議なw

このシリーズで良いなと感じたのは、聞き込みで出会う人にもそれなりのエピソードが用意されているところ、でしょうか。
描かれているシーンはごくわずかですが、その人物は何がしかの問題を抱えていて、福家警部補はその人物との別れ際にさりげなく何かを言うんですね。そのとき相手の心の負担がちょっと軽くなる、と。

倒叙もののもう片方の主役と言えば、やはり犯人(そりゃそうか)。
たいてい場合、善良な人間がある人物を殺さざるを得ない状況に陥っての犯行、という感じです。
見ようによっては、何も殺さなくても……と思うこともあるのですが(苦笑)。
それはおいといて。まあそういう犯人たちなので、ラストシーンはほんのりと哀切。
「愛情のシナリオ」の犯人は、そこの辺りがカッコよかったです。
「月の雫」はラストシーンがしんみりと印象的。

とまあ初読で好印象を抱いた作家ですので、他のご本も読んでみようかと計画中です。
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